元工業大学生のドイツ修行記

ドイツの大学に留学した元工業大学生の備忘録のようなもの

Reise in Wien: Nr. 3

Grüß Gott!

前回、前々回と旅行で見たウィーンの街並みや観光地をご紹介してきました。
(↓前回記事はこちら↓)

himazin-deutschland.hatenablog.com

 

さて食いしん坊のみなさん、お待たせいたしました笑
今回は食事編をお送りしたいと思います(*^-^*)

レストランだけでなくお土産探しについてもちょこっとお伝えしますよ!

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はたしてどんな美味しいご飯が待っているでしょうか?

 そもそもみなさんオーストリアと聞いて、どんな料理が思い浮かびますか?
日本人の私たちにはあまりなじみがないかもしれませんね。かく言う私も何か料理名を挙げろと言われると片手の指くらいしか出てきません笑

私の 偏見 感覚だと、私が留学していたドイツの料理と近いような気がしています。お肉とジャガイモ。そんな感じです。(オーストリアのみなさんステレオタイプでごめんなさい…)

そんなこんなでまずはオーストリアらしさ漂う料理をご紹介しましょう!
tripadvisorのお店ページのリンクも併せて掲載しますので、気になるお店の詳細はそちらをクリックしてください(´▽`*)

 

  • Wiener Wiaz Haus

 Wiener Wiaz Haus さんは町の中心から2kmくらい離れたところの路地にあるオーストリア料理レストランです。2018年にtripadvisorのtravelers awardも受賞し、多くの観光客お墨付きのレストランでもあります。

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店内の様子はこんな感じ。木造の味のある店内には可愛いらしいデコレーションが施されていてローカル感のある良い雰囲気です。

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そしてこちらでいただいたのが、Wiener Schnitzel (ヴィーナーシュニッツェル)。
Wienerと名前についているようにウィーンが発祥の仔牛のカツレツです。Schnitzelは揚げる前に肉を叩いて薄くするのが正しい調理法なのですが、料理が出てくるのを待ってる間、店の奥から「バンッ、バンッ」と激しく音が鳴り響いてきました笑

手のひらより大きいサイズでしたがうすーく伸ばされていますし、衣も細かく見た目ほどこってりしてなかったので、案外ペロッと完食できました。時々奥に見えるラズベリージャムをつけながら食べるのが乙です。

左に見えるのはKartoffelsalat (カトーフェルザラート)。Kartoffelというのはジャガイモ、Salatとはサラダの事です。これもドイツやオーストリアでよく付け合わせとして出てきますね。こいつを食べすぎるとメインのSchnitzelが食べきれなくなるので注意です笑 ちなみにジャガイモのことをErdeapfel (エアデアプフェル, Erde = 大地, Apfel = リンゴ)とも言ったりします。この店のメニューの表記はこちらで最初リンゴのサラダと勘違いしそうになりました。。。

これとビールを頼んでお値段22.90ユーロでした。ちょい高めですね。お店を選べばもっと安くシュニッツェルを楽しめると思います。

www.tripadvisor.jp

  • Café Sacher

前々回ちょろっとご紹介したHotel Sacherに併設されているカフェです。
ここは言わずと知れたSachertorte(ザッハトルテ)発祥の店!

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確か11時くらいにお店の前に着いたのですが、この行列!それでも大体みんな食べてるのはケーキなので回転は速かったです。30分くらい待ってお店の中へ。

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 こちらが本場のSachertorte!...なのですが、紅茶がそろったときにはもう半分以上食べてしまっていましたね笑 それくらい美味しいってことです笑

チョコ系のあまーいケーキはたくさん食べれないたちなのですが、見かけによらず甘すぎず、生地の酸味との組み合わせが素晴らしかったです(*‘ω‘ *) 紅茶とのセットで16.90ユーロ。おいしいケーキが食べたい方はぜひ!
ただ超有名なカフェなのでお客さんのほとんどが観光客。日本人も多く見かけました。そういった雰囲気が嫌いな方はあまりおススメできないかもしれません…

www.tripadvisor.jp

  •  Knödel Manifaktur

続いてのオーストリア料理はKnödel (クネーデル)です。
みなさんKnödelってご存知ですか?私も留学でドイツに行くまで全く知りませんでした。

Knödelというのはジャガイモやちぎったパンを団子状にした料理のことで、こちらもドイツ・オーストリア料理を頼むと付け合わせとしてお皿に乗っていることが多いです。

普通は塩味のただのイモの塊なのですが、こちらKnödel Manifakturさんでは団子状にしたイモの中に様々な具材を入れてお惣菜風にしたものや甘いスイーツにしたものが楽しめます。

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左は中にホウレン草とハムとクリームソースを入れたもの、右はリンゴとシナモンを入れドイツ・オーストリアでよく食べられているApfelstrudel (アプフェルシュトゥルーデル)と呼ばれるスイーツ風にしたものです。

正直今までKnödelは腹を満たすためだけの存在だと思っていたので、ひと工夫することでこんなにもいろんな味に生まれ変わるんだという発見が面白かったです!

街の中心から少し離れたこじんまりとしたお店で、現地の学生っぽい人などがテイクアウトで買っていく姿がよく目に入りました。

2つで5.60ユーロ。お値段もお手頃で小腹が空いたときのおやつにもちょうどいいと思います。

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さてオーストリアらしい料理たちはどうだったでしょうか?美味しいんですけど正直ちょっと単調なんですよね。。。(´・ω・`)オーストリアのみなさんごめんなさい

なので、これを1週間の旅行の間食べ続けるのは結構キツイなぁというのが私の感想です笑 たまたま同じタイミングでドイツに旅行されていた学生時代の先輩も「ドイツの飯、3日で飽きる」という真理に早くも気付いていました笑

なのでこういう時は旅行先であえて他の国の料理を食べるというのも1つの楽しみ方だと私はおもっています。特に欧州旅行したら、滞在国以外の欧州国料理を食べるのは割とハズレがないと思います。

もちろんチャレンジ精神がある人や日本の味がどうしても恋しくなってしまった人は、海外で”日本料理屋”に行くのも色々と面白いかもしれません(もちろん私もドイツ留学時何度かやりました笑)。

ということでここからはちょっと番外編『ウィーンで楽しめる他国籍料理編』です。

  • MOMO Pizza Gourmet

旅行計画中にヨーロッパで何食べたいかな…と考えて思い立ったのがピザでした!

日本ではイタリアンレストランは多く見られますが、ヨーロッパでもポピュラーな料理になっています。

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こちら店内。あまりお客さんがいないように見えますが、外にもテーブルがあって多くのお客さんはそっちで食事中でした。ヨーロッパあるあるですね。

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あぁ~^^^^^^本格ピザぁ~^^^^^^^ 生地が薄めのパリパリでプロシュートや生ハム、アボカドなんかが乗ってて絶妙な味わいでした!

ヨーロッパでピザ屋さんに行くと1人分が特大サイズで食べきれないことが往々にしてあるのですが、こちらのお店は小さめの20cmサイズがあるので、たくさん食べられない方でも安心です(=゚ω゚)ノ ピザ2枚で19.5ユーロ。お手頃です!

ついでの思い出話ですが、ドイツ留学時最初の日の夕飯に1人でピザ屋さんに行ってピザを頼んだものの食べきれず、苦しそうにしているのを店員さん心配されたのは一生忘れないと思います笑

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  • Ariston Hellenic Restaurant

 もう1つおススメしたいのがギリシャ料理です!こちらも日本ではあまりなじみがないですよね。

私が思うギリシャ料理の良いところはお肉もお魚も両方がっつり食べられるところです。またお野菜やチーズを使った前菜も多いように感じます(ドイツ料理比)。
こちらAriston Hellenic Restaurantさんはtripadvisorで2019年8月現在、サイトに登録されているレストラン約3900件中なんと1位のレストラン!店員さんもフレンドリーで中心から外れた閑静な住宅街の中にあるので雰囲気も非常に落ち着いていました。

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こちら前菜。左がタコのグリル、右が羊乳から作ったチーズとトマトのカプレーゼです。盛り付けもおしゃれ!味もピカイチ!最高でした!

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そしてこちらがグリルの盛り合わせ。左下に見えるハンバーグ (Sutsukakiって言うみたいです) がめっちゃジューシーであっという間になくなってしまいました笑 ただ予想以上のボリュームでちょびっと残してしまいました……ヨーロッパでレストラン行くとお皿下げるときに必ず「美味しかった?」って聞かれるんですよね…とっても美味しかったものの残してしまってちょっと気まずい感じになってしまいました…

それでも最後までフレンドリーな店員さんで一安心。申し訳なかったのでお会計の際チップを多めに出してあげました。チップは含めず3品で30.90ユーロでした。

いつかギリシャに行って本場を楽しみたいものです。

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さて最後にお土産探しに関してちょこっと。

みなさん海外を旅行してお土産買うときどうやってお店を探していますか?
私は以下の2つがお土産が探しやすいかなぁって思ってます。

  1. 市場に行く
    ヨーロッパの街には昔ながらの市場があることが多いと思います。ここにいくと現地っぽさのあるものが手に入りやすいです。
    写真がないのですが、ウィーンの市場はレストランもたくさん並んでいたので、食事するのにも打ってつけだと思いますよ。

  2. スーパーに行く
    「え、スーパーだとなんか安っぽくない?」と思う方もいるかもしれませんが、お菓子やお酒であれば有名どころの物は買えますし、現地の人たちの生活を覗いてみるという意味でも、一度海外現地のスーパーに行ってみるのは楽しいと思います。
    また普通のスーパーでもいいのですが、今回はもうちょっと高級志向なデリ(日本でいう成城石井みたいな感じですかね)でお土産探しをしました。

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    今回見つけたデリはMerkur Hoher Marktさん。街の中心にある一番大きい教会Stefan Domからほど近いところにあります。
    肉、魚、野菜、果物、パスタ、ジャム、チーズ、缶詰、お菓子、ケーキ、スナック類、ビール、ワイン、ジュースまで何でもござれです。
    欧州産の様々な製品が日本で買うのに比べたらうんと安く手に入るので、お土産探しに困ったら街のデリを探してみるのもありだと思います。私はウィーンで有名なお菓子数種とビール、ワインを買いました。

    www.tripadvisor.jp

 

いかがでしたでしょうか。他にも訪れたレストランやカフェ等々あるのですが、その中でも特にご紹介したいなと思ったものを書かせてもらいました。
食事前や夜中にこのブログを読んでお腹が空いちゃったらごめんなさい笑

 

以上3回に分けてお伝えしてきたウィーン旅行記。他にもご紹介したい内容が色々とあるのですが、そろそろ私のブログを書く体力も限界なのでとりあえずこれにてお開きにしたいと思います。。。

また国内外問わず出かけて興味深いものがあったときはここに記していこうと思います。

 

それではまた!
Tschüss!