工業大学生のドイツ修行記

ドイツの大学に留学した工業大学生の備忘録のようなもの

Das Gespräch mit Menschen

Grüß Gott!

 

11月に入りドイツ全土で気温がぐっと下がって、ミュンヘンも日中の最高気温は10度を下回る気候となってきました。ある日目が覚めて外を見たら雪が降っていたのは思わず笑ってしまいました。

 

そんな冬の訪れを感じさせるここ最近ですが、こっちで知り合った友人たちと一緒に食事やお出かけをするくらいにまで仲良くなり、留学の醍醐味みたいなものを絶賛味わっております!

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こちらの写真はミュンヘンから電車で4時間ほど行ったところにある、Bambergと言う街の写真。旧市街地全体が世界遺産に登録されています!こういった観光をするのに、私はよくミュンヘンの大学組合が主催している留学生向けのツアーイベントに参加します。他の国の学生たちと交流も深められるので重宝しています。

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それからこちらは、友人の寮にお邪魔してホームパーティをしたときの写真(あまり楽しそうな感じが伝わってこない・・・)。日本食紹介ということで即席のうどんを振舞ってみました!日本人テイストだと味付けが薄いかなと思いつつ出してみたところ、みんな美味しいと食べてくれたので一安心です。

 

こんな感じでなんとか一人ぼっちにならないよう頑張っているのですが、最近一番感じるのが、非常にベタではありますが”言葉の壁”というやつです。

 

こっちに来て間もないころは、「どっから来たの?」とか「何勉強してるの?」とか、まぁ当たり障りのないようなことを話すので、そんなに苦労はしませんでした。

 

しかしながら、だんだん仲良くなってきたり、1日一緒に友人と過ごすようになったりすると、お互いの国のこととか、大学出た後どうしたいとか、最近話題の某大統領選挙の結果どう思うとか、いろいろ聞いてくるわけです(汗

 

そうなるともう、単語探しまくり、言葉つっかえまくり、同じ表現使いまくり、文法や時制崩壊しまくりの、Japanese Broken Englishが炸裂するわけです笑

本当に情けないくらい言いたいこと言えないし、相手が言っていること聞き返しまくっちゃうなんてことしょっちゅうです。

 

それから、私が受講してる授業ではDiscussionの時間があります。学生が事前に短めの学術誌paperを読んで提出したDiscussion reportの中から、教授が選んだいくつかのトピックについて、グループに分かれて20~30分くらいDiscussionをします。ちなみに日本人は私だけ。他の学生はどこの出身だろうが、流暢な英語で自分の考えをビシッと述べています。私が思い切って発言すると一瞬時間が止まった感じになることもしばしばあります(泣)

 

こんな感じで最近ひしひしと英語然り、ドイツ語然り、より一層スキルアップしないとやべぇぞ、という危機感に襲われているのですが、一方で話している相手の姿勢を振り返ってみると、私が言葉に詰まっても待ってくれたり、何度か聞き返しても(たまにため息つかれたりしますが)ちゃんと言い直してくれたり、1対1のときはゆっくり話してくれたりと、「私はあなたと会話したいんですよ」という姿勢なんですよね(お店の人とか、サービス関連だとそうじゃない時もありますが・・・)。

 

そうされたらこちらもなんとか答えてあげねばと、必死になってJapanese Broken Englischを振りかざすわけです笑 そんな感じでお互い意思疎通が取れると、いろいろ学んだり、共有したりできる喜びに包まれます。

 

それから逆の立場になることもあります。前回、「外国人は私たちが思っているより日本のことを知らない」と言いましたが、留学生の中には日本語の勉強に熱心な人が結構います(そのうちの多くの人たちがアニメ・漫画・ゲーム好きなのは察してください)。もちろん大学の語学の授業の中に日本語選択もあり、思ったよりも日本語ニーズあるんやん、と正直感動しております。そんな日本語勉強真っ最中の留学生と日本語で会話すると、今度は私がゆっくりしゃべってあげたり、質問を繰り返してあげたりするわけです。

 

この2つの視点を通して、人と対話することってこんなにも大切なのかということ、そしてもっともっと意思疎通ができるように語学力を身に着けたいという向上心をここ2週間くらい強く感じています。

 

みなさんは外国語学習好きでしょうか?得意・不得意は今私は問うてません。なんなら”今”、留学してる私でさえもJapanese Broken Englischを振りかざしてますから笑

ただ、日本の学生は得意・不得意とか言う以前に、もう少し外国語の学習に前向きに取り組む姿勢になった方がいいんじゃないかなぁと、私は常々思っています。日本人の学生の中には”外国語”と聞いただけで「お前は過去に外国語学習で死にさらされたのか」ってくらい拒絶反応を示す人いますよねwまぁ確かに日本にいる限りはせいぜい英語が読めればOKみたいなところはあると思います。

 

ただ、外国語の学習そのものを通じて知識や趣味、交友関係が広がったり、さらには留学のようなよりステップアップしたチャレンジにもつながるのではないかなと私は思います。それにはまずいかに外国語学習を好きになれるかということが鍵になるのではないでしょうか。

 

小学生の英語教育義務化なんかも叫ばれている最近の日本ですが、まずは”どうしたら外国語がしゃべれるようになるか”ではなく、”どうしたら日本人が外国語に親しみを持てるのか”を考えるほうが、意外と外国語学習の近道だったりするのかもしれません。

 

ではまた。Tschüss!