工業大学生のドイツ修行記

ドイツの大学に留学した工業大学生の備忘録のようなもの

Arbeitsplatz suchen: Nr. 1

Grüß Gott!

 

梅雨ですねー。ジメジメですねー。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

確認したら前回の更新は3月ですか……まぁ日々更新するためのブログではないので()、こうして節目節目で更新すれば良いかなと自分に言い聞かせます(^ω^)

 

その節目と言うのは、3月から「就職活動」が ”解禁” になりまして、かく言う自分もその渦中につい数日前までいました(ブログに書きたいネタは色々ありましたがこれをブログを更新しなかった言い訳にします。)。

このブログ読んでる方の中には、「留学した人間はどういう就活したんだろう?」と思う人もいるかなー(いて欲しいなー)と思ったので、何回かに分けてここに書き留めておこうと思います。

 

結論から言うと日本で働く予定となりました。

 

そもそも留学する前の進路に対する考えとしては海外企業に現地就職する、あるいは海外大学のPh. D コース(日本で言う博士後期課程)で学ぶと言うことに強い憧れと興味がありました。そこには留学前に感じていた日本で働くことへのある種の不信感(今は国内外それぞれ良し悪しがあるなと感じています)と、周りにいる一般的な日本人とは違う進路を選びたいという漠然とした”向上心”がありました。

 

しかしいざ現地の大学・研究室で過ごしてみると、学びの中で見えた自分の実力と、現地の優秀な博士課程・修士課程学生の様子から、正直自分の思い描いてた理想は甘かったなと痛感しました。

少なくも現地の大学でPh. Dコースに挑戦するとなった時に、「この優秀で自信とやる気に満ち満ちた人達よりも先に成果を出して1人の研究者として生き残らないといけないのか……」と思うとそりゃもう絶望しました。ただ一方で現地での研究を通じて、やはり自分は自分の手で何か動くもの、特にこれまでに無いものを作ることには興味があるんだなということを再確認しました。

「じゃぁ、日本の博士課程に進めば?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。例え日本で進学しても、目の前からあの優秀な海外学生が見えなくなるだけで存在自体が消えるわけではありません。結局は自らの知的好奇心をキープしながら、多くのことは1人で淡々と、しかし一方でお金を出してもらってるプロジェクトの期間内にはある一定の成果を出す必要があります。

それらを考えると留学を終えてみても、世界を相手に今の自分の知力・経験・好奇心を信じることができませんでした。ということで、博士課程進学ではなく企業就職してものつくりに携わることにしました。

 

そうすると次に考えないといけないのは、

Q1. 自分の興味、性格、実力を加味して

Q2. どの国の

Q3. どういった業種の

Q4. どの会社で

Q5. どの職種に就いて

Q6. どのようなことに取り組みたいのか

ということでした。

 

まず先にQ2についてですが、これはよくよく考えてみると「常に身の危険に晒されないような国なら日本も含めどこでもいいな」という(極端な笑)結論に至りました。留学行く前は「日本で働くなんて!」と思っていましたが、留学してみてそこはあくまで手段に過ぎないなと感じたからです。

 

次にQ1に戻るのですが、私が就活中一貫して関心のあったのが「ものつくりを通じて日本が抱える社会的な問題、特に働き方、医療福祉、少子化、暮らしの中での人々のコミュニケーションを改善する」というものでした。その中でも自らが考案した今までにないアイデアや製品で人の命を救ったり、心身にハンデを持っている人たちの生活を支援できたら非常にやりがいがあるなと、過去の自らの経験や日々の報道を通じて考えていました。

ということで当初は日本(Q2の回答)の医療機器メーカー(Q3の回答)への就職を考えました。

 

しかし一方で自分は大学では医療や医工学に関しては全く学んでおらず、医療機器メーカーで製品開発に携わるにはズブの素人です。そんな私でも医療機器メーカーに就職できるのかなーとも思ってました。とは言ってもその点が"比較的"ハンデにならないのが日本企業の良いところ。探してみると入社してから医療のことや製品について学ぶ機会が用意されてる企業はいくつもありました。

また本来は産業用機械メーカーですが、新規事業として医療福祉機器の開発・製造・販売に取り組み始めた企業も見つかりそこも新たな候補として加えました。

さらにまた先に述べた私の関心が達成されれば会社の規模はあまり気にしていなかったので、ベンチャーで歩行支援機器を作っている企業にも思い切ってコンタクトを取ってみることにしました。

 

と言うことで就活スタート時では、

Q1. 自分の興味、性格、実力を加味して

→日本が抱える医療福祉問題に貢献するために

Q2. どの国の

→日本の

Q3. どういった業種の

→医療福祉機器メーカーの

Q4. どの会社で

→素人でも医療・医工学について学べる会社(候補3社)で

Q5. どの職種を就いて

→製品開発職に就いて

Q6. どのようなことに取り組みたいのか

→自らが考案した今までにないアイデアや製品で人の命を救ったり、心身にハンデを持っている人たちの生活を支援したい

 

と言う感じでした。これがこの後就活をして行く中でどう変わっていったのか。

これを次回以降、(自分のための記録の意味も込めて)書いていこうと思います。

 

ではまたぁ。

Tschüss. Bis bald!