元工業大学生のドイツ修行記

ドイツの大学に留学した元工業大学生の備忘録のようなもの

Berlin, die moderne Geshichte vom Deutschland: Nr.1

Grüß Gott!

 

前回の記事の続きを書きたいのですが、もう少し調べ物をしてから書きたいなーと思っているので、まだ時間がかかりそうです…すみません。

 

ただ、前回の更新からしばらく時間が経っているので、何か書こうと考えたら、まだベルリンに訪れた時のことを書いてないことに気づきました(^^;)

ということで、今回はドイツの首都、ベルリンで見たものや感じたものをまとめます。

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Wir sind Samurai: Nr. 1

Grüß Gott!

 

日本に帰国して数週間が経ちました。生まれ育ち、慣れ親しんだ環境や風景に戻ってきて、自分がドイツにいたのは夢だったんじゃないかと錯覚するほど、時が経つ早さと環境の大きな変化を改めて実感しています。

 

 さて、改めて日本で生活し始めた私ですが、こここまでで早くも感じたことを何回かに分けて(ドイツにいた時から感じてたことも交えながら)、つらつらと書き記していこうと思います。

まぁ基本的に、海外に行ったことある人や、留学経験者の方とっては、非常に月並みで「そんなの知ってるわwww」みたいな事ばかりかもしれませんが、そうで無い人たちにとって、少しでも何か新しい発見や探究心のようなものを見出せるよう文字に起こすのが、とりあえずの今の僕だからこそできる事だと思うので、こうしてつらつら書いている次第です(ま、ただの思い上がりなのかもしれませんがねw)

 

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Die Ende und der Start

Grüß Gott!

 

前回の更新からかなり間が空いてしまいました…

7月に入ってからドイツ語の試験勉強や、こちらでの研究のラストスパートがあり、それが終わるとやはり気が抜けてしまって、こうしてパソコンに向かうことが億劫になっている自分がいましたね…反省。

 

そして時はあっという間に経ち、気づけば数日後には日本に戻ることとなりました。

昨日、最後の晩餐としてOktoberfestにこちらで仲良くなった友人と足を運んできました。去年もこちらにきてすぐにOktoberfestに行ったのを、会場の中を歩きながら思い出しては、色々と思いにふけっちゃったりしました…笑

 

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Was ist Japan? Nr.2

Grüß Gott!
早いもので私のドイツでの生活も、残すところ2ヶ月ちょっととなりました。ここまで多少落ち込むこと(主に研究のせいです 苦笑)もありつつ、こっちでの生活を満喫してきたのですが、終わりが近づくにつれて、日本への恋しさが加速している自分がいます。やはり、良くも悪くもまだまだ日本離れできないようです。

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さて、多少こっちでの時間は残っているとはいえ、メインの目的である研究にしろ、その他のことにしろ、そろそろまとめの期間に入りつつあるのかなと思っております。
もちろん、残りの時間の中で、そして日本に戻ってから、さらに気づくこともあると思いますので、その際は適宜更新していくつもりでいます(なので帰国してからも、しばらくこのブログは更新されていくと思います……たぶん)

 

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Einwanderer, Flüchtling

Grüß Gott!

 

前回の記事を書いた日から、不安定な天気もだいぶ解消されてきて、近所では外にイスやテーブル、グリルセットを持ち出してBBQをしている人たちをよく見かけるようになりました。

ドイツ人の春、夏の風物詩の1つといえばBBQのようで、スーパーでも小さなアルミの箱に炭がゴロゴロと入った簡易セットなんかが売られています。ただ、日本のように海辺で潮風を感じながらBBQができないのは、私としては少し残念に思います笑

 

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Osternurlaub Nr. 2: Köln

Grüß Gott!

 

授業が始まったり、研究に没頭してたりで、前回からだいぶ間が空いてしまいました…

そんなこんなで、5月に入りました!日本は梅雨に入る前だというのに、早くも暑い日が続いているようですね。

一方のミュンヘンは、この時期は雨が降ったり止んだり、、、1日どんよりしている日が数日続くことも珍しくありません。南にアルプス山脈を代表する山々が連なっているため、そのような気候になっているとか、なっていないとか(雑)

これには私の周りの他のヨーロッパ諸国からきている人たち、特にドイツ以南出身の人たちはうんざりしているようです笑 

 

さて今更ですが、せっかくなのでさらっと前回の旅行記その2をお伝えしていきたいと思います。

ちなみにその1は以下から飛べます〜

himazin-deutschland.hatenablog.com

コメントをくださった方もいらっしゃって、こんな半分くらい私の日記みたいなブログでも読んでいただけてること、大変嬉しく思います。ありがとうございます。

 

 

ということで、第2の目的地ケルンに到着です(恒例の駅舎の撮影をしそびれる痛恨のミス)。

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復活祭の時期ということで、写真の奥にはイースターエッグを模した大きなフラワーアレンジメントが鎮座しておりますね。

(そういえば話はそれますが、アーヘンのホテルに泊まった時、朝何気なくテレビをつけたら、工場で大量の卵が機械でペイントされ、イースターエッグになって出荷されていく様子が映ってて非常に印象的でした笑)

 

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Osternurlaub Nr. 1: Aachen

Grüs Gott!


4月も中旬を過ぎ、ドイツで咲いていた桜たちもすっかり緑色になってしまいました。
そんなドイツは14日から17日までの4日間は、復活祭(英語だとEaster, ドイツ語だとOstern: 復活祭が何か知らない方はぜひググってみてください)の連休で、例によって研究室が閉まってしまうということで、思い切って遠出をすることに。


そんな今回の旅の最初の目的地は、ドイツ・オランダ・ベルギーの3つの国が交わる地点に近い町Aachen(アーヘン)。ここには日本人の友人が留学していることもあって、ドイツに来た当初から訪れたいと思っていたところでした。
ミュンヘンから約560km、電車に揺られることおよそ6時間。アーヘン駅に着きました。

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Faszinerende Stadt, Zürich

Grüß Gott!

 

4月に入りましたね!ミュンヘンサマータイムに突入し、気温もぐんぐん上がっていて、冬場隠れていたお日様がさんさんと降り注いでおります。

広場や公園には、この気候を待っていましたといわんばかりのたくさんの人、人、人。みんな、芝生の上やベンチに座り込んで、日を浴びながらのんびり過ごしています。

 

さて、そんな春の陽気に突入する少し前のこと、前回のブログでもちょろっとお話したとおり、スイスはチューリッヒに1泊2日で足を運んできましたので、少し紹介したいと思います。

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トビタテ! 留学JAPAN

Grüß Gott!

 

先週末、念願のスイスにある街チューリッヒを訪れました!

というのも元々はチューリッヒにある大学に留学をしたいと考えていたのですが、受け入れてもらう研究室や物価などの点から、結果的に今いるミュンヘンの大学にお世話になっております。

詳しいチューリッヒでのお話はまた次回にしたいと思いますが、承知していたもののとにかく物価が高い! 着いてすぐ小腹を満たすために、駅中でサンドイッチを買うことにしたのですが、1番安いものが5.90フラン(660円くらい)。

まぁ、高いっちゃ高いですけど、1回の食事だと考えればなんとか我慢できると自分に言い聞かせ、Sサイズコーヒーと一緒に注文。ただ、このコーヒーの値段を確認しなかったことで、スイスの物価の洗礼を受けることに......

 

店員さん「10.30フラン(約1150円)です。」

私 (!?!?!???!?)

 

まてまて、なんで1000円超えてんだw レシートをもらって、値段を見ると

Sサイズコーヒー:4.40フラン(約490円)

ミュンヘンならSサイズコーヒー4杯飲める値段でした(^p^)

 

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Im Labor studieren

Grüß Gott!

 

 ミュンヘンに来てもう少しで半年が経とうとしていて、私の留学も早くも折り返しとなります。この半年は新しい環境の中で、授業をほどほどに受けつつ、日本にいる時とは異なるテーマで研究に取り組む期間となりました。この二足のわらじが思ったよりも折り合いをつけるのが難しかった一方で、メリハリのある生活を送れたかなというのが、端的な感想です。

 

授業に関しては、研究との兼ね合いを考慮して惜しくも途中1つリタイアして、専門科目授業でのプレゼン・筆記試験とドイツ語クラスの筆記試験を受けました。結果はというと、無事に単位を取れ、たった授業2つ分ではありますが、何かしらの形として成果が残せてホッとしておりますヽ(;▽;)ノ

ただ正規の学生に目を向けてみると、大学院1年目の学生でも試験が5,6つあったり、それとは別にグループワークによる成果発表がある学生はゴロゴロいるようでした!

いやー、そう思うと自分甘々ですね……(一方で日本の理系大学院生と異なり彼らは研究活動をまだ始めてないというのもありますが)

 

研究の方はというと、そこまで遅れを取っているというわけでもないと思いますが、お世話になってる研究室の中で新規のテーマということで、実験装置の設計と実装に時間がかかり、未だ実験ができずもどかしい日々(;´д`)

私がお世話になってる研究室は教授1,ポスドク3(そのうちの1人が私に指導をしてくださっています),博士課程学生15で構成されています(私が留学してる大学の中でもかなり人数が多い方のようです)。

ここで、日本の理系学生さんが思うことの1つとしては、

「学部生と修士学生は何人いるの?」

「研究室のライフスタイルってどんな感じ?」

というところですよね。私も初めて顔合わせをした時に色々聞きました。

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